(更新 4/9 16:45)辞書が壊れた件

 なんかsaと入力すると「sあ」とか変換されるようになる不具合が起きましたけど再起動したら直りました
 カ行とかも駄目で、濁音だけが何故か変換できるという不思議な状況
 Windowsって妙なエラーもあるけど「取り敢えず再起動したら直る」ってのはどうなんだ

ニュース

謝る前にケツを出せさん更新再開
 てっきり何か危ない記事を書いたために消されたのかと思っていた


サビオ vs リバテープ(BLOG STATION)
 昨日のコメント欄見てると意外とサビオ派がいたのですが、基本は北海道が多いみたいですね
 地域によって名称が違うものと言えばこんなのも
ブタジル or トンジル 集計結果vol.1.0(MOROBOSHI Tomorou HomePage)
 以前はとあるページに地図を色分けしたデータがあったのですが、どうもそのHPがなくなってしまったようなのでこちらをリンク
 自分はぶたじる派です


 ちなみに検索結果はこんな感じ

「とんじる」は豚汁だけど「ぶたじる」は知らねえ、って事ですかgoogleの見解は
 失礼だゾ!(釘宮ボイスを想像してください)


アイテムの形を描いて相手に攻撃するゲーム「CHICK CHICK BOOM」(GIGAZINE)
 このゲームはやばい、本当にやばい


幻惑的な陰影のスモークアート(GIGAZINE)
 一番上の写真が断面図的なものに見えたのは自分だけですか
 どこの断面図かはご想像にお任せる


グラップラー液こと三浦屋助六さんのコラム(野望の帝国)
 AV男優の人なので性的な記事がありますのでご注意
 正直「グラップラー液」と言う名前を紹介したかっただけというのは秘密です
 ちなみにこの人はAV男優と言っても主に液体系のパーツアクターであり、その筋の元締めらしいです

2chまとめ系

ローゼンメイデンにレッツゴー!陰陽師を躍らせたい(日刊スレッドガイド)
 なんとも素晴らしい


電波少年ってどれくらいガチだったの?(アルファルファモザイク)
 今考えるとすごい番組だったなあ
 サムエルのラストチャンス買っちゃいましたよ、当時


やめたい口癖ありますか(ニュー速クオリティ)
「死ねば助かるのに」


「免許ぉ? 何の?」「警察だったら答えるけど」 TBSの取材車、駐停車禁止場所に堂々と駐車→違反の指摘に開き直り(痛いニュース)
 ワイドショーで取り上げられなかったらたぶん他の局も似たようなモンって事でしょう

ハルヒ系

分裂絵(Δ1)
 あとローゼン絵もあります


喜緑さんによる朝倉苛め漫画の番外編4ページ目(狗古堂)
 吹き出しに何を入れると一番エロくなるかは各自で妄想すると良いのかも知れません


逆告白4コマと朝倉x長門の3コマ漫画(TTT)
 3コマの方の落差が素敵


長門セーフモード完成(OVERALL QUARTER)
 結局この本が成人向けなのか全年齢対象なのか非常に気になるわけです


長門の○○観察(K-DRIVE)
 エロスです

今日の長門有希SS

 いつものように朝比奈さんの淹れてくれたお茶を飲み、古泉と向かい合ってテーブルゲームで時間を潰す。今回やっているのはオセロであるが、それほど集中もせずにぼんやりとやっている。
 視線の先には長門の姿があった。いつもの席で彫像の様に読書をしている長門は、定期的にページをめくり、時折顔を上げる以外はほとんど動きがない。
「ちょっとキョン
 不機嫌そうな声が右側からかかる。
「なんだ」
 もちろん声の主はわかっているので、そちらを確認する事なく答えた。
「あんたさっきからなんでずっと有希の方見てるのよ」
 別に長門を見ていたつもりは無いのだが、そちらに顔を向けていたのは事実だ。
「授業中だってずっと窓の方見てたし、たるんでるんじゃないの?」
 どたどたと気配が近付いてきたかと思うと、ぐいっと――
「痛っ!」
 顔を曲げさせられそうになって激痛が走る。
「な、なんでよ? そんなに強く曲げてないわよ」
「首を寝違えたんだよ」
 起きてから首が痛く、左側に曲げていると少し楽なのだ。だから授業中も自然と窓の方を向いている事が多くなってしまった。
「もう、痛いなら最初から痛いって言いなさいよ。心配するじゃない」
 首を曲げなければそれほど痛いわけでもないから、わざわざ教えるまでもないと思ったんだけどな。その方が無駄に心配するんじゃなかろうか。
キョンくん、首が痛いんですか?」
 ほらな、朝比奈さんに心配をかけてしまったじゃないか。
「大した事ありませんよ」
 ハルヒに捻られた時はさすがに痛かったがじっとしていれば問題はない。しかし、朝比奈さんはやはり心配そうな顔をしており、悪気はなかったとは言え不用意に首を捻ったハルヒもなんとなくバツが悪そうだ。
「どうすればいいのかしら。温めてみる?」
「寝違えた場合は患部を冷やした方がいい」
 いつの間にか本を閉じた長門がこちらに顔を向けていた。
「体が冷える事で寝違えが起きる可能性もあるので、温める事は予防には効果があるかも知れない。でも、既になってしまった場合は出来るだけ早く冷やした方がいい」
 出来るだけ早く、と言われても既に放課後。もっと早く言って欲しかったような気もする。
「今からでも冷やした方がいいかしら」
 ハルヒはしばらく口を尖らせてから、
「ちょっと探しに行ってくるわ。と……そうだ、各自なんか冷やす物を見付けてくる事。あ、キョンは残っていなさいね」
 などと言いだして、俺は一人でぽつんと部室に残される。別に無理に探しに行ってくれなくても良かったのだが……
 ガチャリ。
 それほど時間が経っていなかったのだが、ドアが開いて長門が顔を出した。もちろんこんな短時間では何かを持ってきているはずもない。探しに行くのが馬鹿馬鹿しくなったのだろうか。
「探しに行く必要がなかった」
 トコトコと歩いてくると長門の手が俺の首に触れた。
 長門の手はひんやりとしている。たまに手が冷たい奴がいるが、これは一般的な体温の範疇ではない。
「手の表面の温度を調整した」


 そっと触れる長門の手を首の後ろに感じながら、俺はハルヒ達が戻ってくるまでの十分ほど二人だけで過ごした。

穴埋め小説「ムービーパラダイス」66

 ガキィン!
 両手に衝撃が伝わる。俺の振り下ろした錫杖が、岡田君の持つ木の棒によって防がれたからだ。
 いや、それが単なる棒でない事を俺は知っていた。それを左右に引くと――


 キラリ。


 一瞬、隙間から光が漏れた。窓から入る太陽光の反射。なぜ反射をするかと言うと、それは日本刀の刀身だからで、岡田君の持つ棒が刀だからだ。
 白木に仕込まれた刀。岡田君が手に持っているのはそれだった。
「面白い」
 俺はぺろりと唇を濡らす。美しい女がそのような事をすると扇情的であろう。服装さえ、燕尾服でなかったならば。
「この私を倒すというのか、人間」
 もはやそこに俺の意志は存在していなかった。燕尾服の上着を脱ぐと、俺の動体視力は犬並だ、とわけのわからない事を言う。
神罰を与える!」
 先ほどよりも速い動きで岡田君に殴りかかる。それを岡田君は鞘に収まったままの刀でさばく。
 臨の動きは妙に素早いが直線的でひねりが無い。武道の心得などがあるわけでなく、運動能力だけで攻撃しているという感じだ。
 だから岡田君は上手に攻撃を全て捌いている。それでも押されているように見えるのは、臨を傷つけない為に刀を抜いておらず、しかも攻撃をしていないからだ。
「舐められたものだな」
 言うと、臨はワイシャツとズボンを脱ぎ捨て、下着姿になった。これも俺の意志ではなく、臨の意志だと思われる。なぜなら、俺は戦闘中に服を脱ぐという習慣が無いから。
「まだ本気を出さぬのか!」
 臨の動きが速度を増す。
「ぐ――」
 岡田君がうめき声をもらす。臨の攻撃は速度だけでなく、威力すらも増していたのだ。
「本気をださんと――」
 刹那、俺の前から岡田君の姿が消えた。否、消えたのは岡田君ではない。臨=俺が岡田君の前から消え、一瞬にして岡田君の背後に回り込んだからだ。
「地獄に堕ちるぞ」
 およそ宗教者とは思えぬ言葉と同時に放たれた錫杖の一閃をかろうじて刀で受け止めたものの、岡田君は壁まで吹き飛ばされてしまう。
「私がこれほどまでに強力な理由を知りたいか?」
 知りたいか、と問うているのだが、俺はむしろ臨が語りたくてたまらないとわかっている。
「ど、どうしてナリか……」
 弱々しい声の岡田君。明らかに武術の素人である臨の強さに戸惑っている。
「この肉体――」
 遂に下着まで脱ぎ去った臨。
「この肉体を見て、どう思う?」
 うっとりとした声で問いかける。
「どう、とは――」
「綺麗だとは思わないかね」
 よく、自分からそんな事が言えたものだ。
 とは言え、臨の体は美しい。胸が大きいとか、くびれが綺麗だというわけではないのだが、臨の体は確かに綺麗に思えた。
「私の体が、神に愛されているからだ」
「は?」
「この身は女として、まさに最高のバランスを持っているのだ。あらゆる要素が神の定めた黄金律に従って構成された、私は神の遣わした人形なのだよ。だからこそ、強い。余計な布を脱ぎ捨てれば捨てるほど、その優れた能力を発揮するのだ。私に匹敵する生命体は、古代核戦争を生き延び、主にピラミッドに封印された戦士、ポケットハンガーしか知らぬ。時折、私がポケットハンガーではないかと思うが、私はしかしながら人間であり、神の人形なのだ。だからこそ、私の彫像には二億円の価値があり、私の運動能力はポケハン並に優れているというわけだ。だから私には修練など必要はない。何もしなくてもあらゆる体術をこなすことができる。もし私がオリンピックに出場したならば、あらゆる記録を塗り替えるスーパーウーマンリンミンメイと呼ばれたであろう。覚えていますか、目と目があった時を。覚えていますか、手と手が触れあった時。それははじめての愛の旅立ちでした。I LOVE YOU SO」
 最後は歌うような口調で、臨は訳の分からぬ事を口走った。
 つまり、臨の体はあらゆる要素において優れており、服を脱げば脱ぐほど強くなるという事らしい。