長門オンリーどうしよう
ふと、一人じゃ厳しいのだろうなあと思いました
今回のコミケでは、最高にテンパっていた時は「500+700=1000」とか言うほど混乱しまして、やはりレジとか売り子の経験が無いと厳しいんだなあと痛感しました
関東圏に知り合いとかいないのですが、売り子さんとか募集した方がいいんでしょうか、うーむ
まだ期間があるのでちょっと悩んでみます
昨夜は眠くて12時くらいに寝てしまい、午前中にちょっと出かけた後で書こうと思ったら帰った後に寝てしまって大変な時間に
大丈夫、まだ23:58だから!
まあ正月と言うことで許してくだされ
次回は昼前には更新したいのですが、どうなる事か
可能ならば徐々に深夜更新に戻す方向で
あ、そんなこんなで今日もまた縮小です
DSやらXBox360が欲しいけど、買ったらもっとひどい事になるんだろうなあ
ニュース
・一糸まとわぬ姿のメイドが「私を永遠に愛するようになる魔法」を一家の息子にかけようとする(なんでも評点)
メイドさんの年齢を公開してください
・<レコード大賞>氷川きよしさんの「一剣」(エキサイトニュース)
なんというか「レコード大賞は実際に売れてるかじゃなくて事務所の都合とかで決まるんだぞ」ってのがあからさまですな
・女豹のほめぱげさんがすげえ久々に更新
相変わらず面白かったわけですが、自分の場合は慣れていないためばたばたしていたせいもあってかあんまり声をかけてもらえなかったのが切ないです
とりあえず売り子の感想は尤もだ
・バンダイナムコのヤバい噂(ウナム日月の乱筆乱文お許しください)
大丈夫かいな
・コミックマーケット71でのコスプレ写真を載せているサイトまとめ(RinRin王国)
自分は初日にしかコスプレゾーン行ってないので後で詳しく見ます
今日の長門有希SS
長門と一緒にブラブラと商店街を歩く。ふと気になるものを見付けても、今それを買うわけにはいかないので、覚えておいて後から買いに来るしかない。
なぜかと言うと、今現在は恒例の不思議探険パトロールの真っ最中であり、昼になったらまた合流しなければならないからだ。もし買い物でもしようものならハルヒにどう言われるかわかったものではなく、そんな無謀な冒険をするほど俺は馬鹿ではない。
そろそろ来るだろうなと思っていたところで電話が鳴る。ディスプレイを見るまでも無くその相手はハルヒで、用件を聞くまでもなく――
「十分で戻って来なさい」
ほらな。
「……」
長門は俺の方をじっと見上げている。そして、手に何かが触れた。
「走った方がいい」
「そうだな」
その手を握り返し、ハルヒの機嫌を損ねないように走り出した。
いつもの喫茶店に到着したところで俺は意外な人物を発見する事になる。
「やあ、お邪魔してるよっ」
ハルヒ達に混じって鶴屋さんが座っていた。いつものようにニコニコと屈託のない笑みを浮かべていらっしゃる。
「今日は街をお散歩していたらハルにゃんに捕まっちゃったのさっ」
散歩、というのがなんとなく鶴屋さんらしい。わざわざ付き合ってくれているということは特に予定がなかったのだろう。
「午後は三グループ作って捜索よ」
水の入ったグラスをあおりテーブルにカツンと音を鳴らしてハルヒが言った。
「グループが一個増えるから確率も五割増し、それにメンバーも普段と違うから、なんとなく不思議なものが見付けられそうじゃない?」
いや、どうだろうな。
チラリと周囲を見回すと、ニコニコと笑っている鶴屋さん以外は皆微妙な表情をしていた。長門は普段通りだが、朝比奈さんや古泉はなんとなく苦笑気味だ。
「なによ、ノリ悪いわね」
ハルヒは到着したメロンソーダのストローを口にくわえ、炭酸で発生する以上にぶくぶくと泡を出している。行儀が悪い。
古泉や朝比奈さんにとっては不思議なものがあってしまうと困るのだ。それに、不思議なものをハルヒが気付かないように処理したり、ハルヒがその存在に気付いてもそれが不思議なものではないと思いこませるように動いてる者だっている。
「クジ作るわ」
唇を尖らせたまま、ハルヒはいつものようにテーブルの上に立ててある爪楊枝を引っこ抜いて印を付ける。毎度毎度、本来の用途ではない方法でここの爪楊枝を浪費している気がする。店にも迷惑がかかっているよな、しかし。
さて、飯も終わってグループごとに分かれる。
「さ、行きましょ!」
そう言ってハルヒは、長門の手を掴んでずんずんと歩いていく。
「……」
振り返って俺を無言で見つめたままその顔が徐々に小さくなっていく。
まあ、その、頑張れよ。
「それでは我々も行って参ります」
「それじゃあ、また後で」
ヒラヒラと手を振って朝比奈さんが古泉と共に歩いていく。
「さてっ、どうしよっかね」
残されたのは俺と鶴屋さんだ。
「何か不思議なものがありそうな場所に心当たりとかありますか?」
「んーっ?」
おでこに指を当てて考えてから、
「あるけど、いいのかいっ?」
ニヤニヤと笑いながら聞いてくる。どうやら、わかっていらっしゃるようだ。
「出来れば別の場所に」
「ははっ、そうさね。キョンくんをあそこに連れて行くには許可取らなきゃいけなくてめんどくさいから、出来れば他人を連れて行きたくないのさっ」
それが一体どこなのか気になるような、聞いちゃいけないような。
「ま、公園でも行ってごろごろしよっ」
鶴屋さんに引っ張られて走り出す。
あまりにも自然に手を握られていたので気が付かなかった。俺の斜め前を走る鶴屋さんの顔は髪で隠れて見えないが、恐らく、いつも通りニコニコとしているのだろう。この人は、生まれた瞬間から産声の代わりに大笑いをしたのではないかと思うほどだ。
ちなみに、公園に到着すると本当に鶴屋さんはベンチの上でごろりと横になって、集合時間までうたた寝をしていた。猫のようなお人だと俺は思った。