帰郷
力つきて寝てしまったので縮小更新
いやまあ、年越し30分前に寝て朝起きるような生活を続けていたのであれですが
ちなみに初夢では後頭部を切って脳の一部を切除される夢を見ました
恐らくコミケ前日にハンニバルを飛ばし飛ばしのダイジェストで見たせいです
バタバタしていたのできちんと書けなかったのですが、スペースまで足を運んでくださった方々には本当に感謝したい所存
昨日も書きましたが超テンパってました
おかげで本来はソウルメイトしか見えないはずの背中の翼もくっきりと見えてしまったかも知れません
まあそんな感じで色々とありがとうございました
コミケについては書きたい事が色々あるので、余裕が出来たら東京紀行でも書いてコミケについても記憶にある範囲で書きたいなあと思います
あ、通販に関してはメールを送っている方は郵便の方を送って下さると助かります(普通の封筒に普通に入れてくだされば)
正式再開については後ほど、まだ郵便局がまともに動いていないのと、今ある在庫(主にヤンデレ)が再発注来るかも知れないし、今のところごっそり減る可能性があるもので
ちなみにナガトは在庫ほぼ無くなりましたので、コミケでその件のお話をした方以外で通販メール送ったけどまだ郵便送れていないという方がいたら冊数とか連絡していただけるとありがたい
どうしても欲しい、って人がいたらちまちま増刷ですかねえ
そろそろカブト終わるから潮時な気がするけど、うーむ
話は変わりますが「朝倉オンリーあったら俺本出すよ!」って東京駅のスタバで宣言した人(さっちん)とかもいるので、朝倉オンリーとか企画されてくれないかなあとか思いました
いや、鶴屋さんオンリーやキョン妹オンリーがあるくらいだし、実際朝倉ファンって世の中にはけっこういるんじゃないかと一部のサイトや一部のスレだけ見てると思います
朝倉関係のニュースだけ補足しているknife collectionさんに記事がこんだけあるくらいですから、相当朝倉創作って期待できると思うのですよ
どうにょろ
次回コミケへの抱負
スケブを持っていく(理由:フランさんのを強奪したくなるくらいうらやましかったから)
CG系
・第四十工房落書き置き場さんのところの痴漢男がいつの間にやら完結していた件
帰ってきて一気に読みました
いやほんと、お疲れさまというか色々とありがとうと言いたい
・392.初夢XIII(ドラえも)
去年いなかったドラ美から
ハルヒ系
・【Hug me kindly】まとめ(Library)
またもオムニバスSSシリーズがまとめられております
今回はハグ特集
・鶴x古漫画(ハルモニア*)
いちゃいちゃしてて素晴らしい
トップの茶々丸と千雨も個人的にはかなり好みです
・所有物に名前を書く長門(ねこうさプリン)
すごいところ=骨
という手塚治虫先生のブラックジャックネタを思い出しました
・涼宮ハルヒ探偵の事件簿 シリーズ その15「そしてXREADへ」(GUNP.JP)
長門がスケキヨぽいものに
・「朝倉さんだから」 朝倉涼子の傷心編とか(Lucky Cat)
忙しくて数日見てない間に色々と追加されてた
普通にハルヒ漫画とかも好きです
・長門の口から白くて糸を引いている様(for Fools)
いや、健全ですよ
・ToHeart風朝倉(imageMEMORY)
近所に住んでいて、子供の頃は「りょうこちゃん」とか呼んでいたキョンだが、いつしか照れくさくなって一緒に遊ぶ機会すら減ってしまい、今では(以下略)
・あけおめ!絵(PNOグループのHページ)
エロ絵
地味に全裸の朝倉(小)も
・ナイフの刃先を持ってポーズを決める朝倉(東ガル電氣通信)
なんか手裏剣風に投げそうな
今日の長門有希SS
飯も食い終わり、コタツに入りぼーっと過ごす昼下がり。長門と俺はお互い無言。だが、別に険悪な雰囲気でもなく、なんとなくまったりとしているだけだ。
地上から遠く離れているので下界の雑音があまり届かない。テレビもラジオもないこの部屋には音が無く、なんとなく浮き世から隔絶された気分になる。
長門は本を読むわけでもなく、隣に座ってただぼんやりとしている。生きている証拠は、ほんのわずか小さく聞こえてくる呼吸音と、時折思いだしたかのようにコタツの上に置かれたみかんに手を伸ばし黙々と皮を剥いて黙々と食べる事。
「……」
また長門が本日何個目かのみかんに手を伸ばす。音のない部屋の中では、皮に指を入れて穴を開け、そこから切り開いていくぺりぺりという音すらも俺の耳に届く。
「……」
視線を前に固定したまま、長門は指で丁寧にみかんの塊から一粒を取り出して口に運ぶ。もごもごと口を動かし、また一つ。
「……」
ピタリと手が止まる。顔を見上げると、長門の目はこちらを向いていた。
「食べる?」
どうやらずっと見ていたから食べたいのかと勘違いしたらしい。
「ああ」
別にどっちでも良かったが、勧めてくれるものを断る必要などない。
「あーん」
言われて口を開けると、長門はみかんを一粒――ぐえ。
「あ」
長門は自分の手元を見て小さく声を上げた。
手元に残っているのは、切り離した一粒。
「こっちを食べたかった?」
そうだ。
そう答えたいが、とりあえずこの口に入ったみかんをなんとかしなければならない。口にがっぽりとはまってしまったそれを取り出すのはなんとなく汚らしいので、俺は唇を閉じて無理矢理噛むことにする。
口の中でぶちぶちと潰れる音。そして、大量の果汁が口の中を満たす。
「……」
長門は、なんとなくすまなそうに俺の顔を見ていたが、どうにか俺が食い終わったのを見ると、
「こっちも食べる?」
「もういい」
みかんを丸ごと食って気力が無くなった俺は、腰から下をコタツに入れたまま床にごろんと横になっている。
斜め下から見る長門の顔。
整った長門の顔は、どの角度から見ても綺麗だ。
下から見上げていると、長門は身を乗り出してコタツの上に手を伸ばし、またみかんをぺりぺりと剥いて食い始める。
そして、食い終わったら皮を放り投げ、
「あ」
長門の声が漏れる。やや遅れてぺち、という音が遠くから聞こえる。
「どうした?」
「外れた」
どうやらゴミ箱に入らなかったらしい。長門はコタツを抜け出して、トコトコと歩いていく。
瞬間、コタツに隙間が出来て少しばかり寒くなったが、まあそれは一瞬の事だ。
ゴソゴソとビニールの音が聞こえて、長門が戻ってきた。
長門は俺の隣に再び腰を下ろすと、俺をチラリと見てから、後ろに倒れてきた。
「ん?」
「わたしも横に」
俺の方に顔を向け、ごろんと床に転がった。お互い、向かい合う状態だ。
「……」
「……」
沈黙。だが、心地が良い。
しばらくして、長門はうとうとと目蓋を閉じていく。なんとなく頭に手を置くと、ピクリとして目が開いた。
「すまん、起こしたか?」
「いい」
長門はそこに自分の手を重ね、
「寝るまでこのまま」
それから数分手を添えていると、すうすうと寝息が聞こえてくる。長門の手が上から押さえているので、今抜いてしまうとまた目を覚ましてしまうだろうか。
「まあいいか」
呟いて俺も目を閉じる。安らかに眠る長門を見ているとなんとなく俺も眠くなってきた。
しばらくして、俺の意識もうっすらと無くなっていった。