続・むらびととじぬしさん 20

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 そのよる僧侶そうりょ神主かんぬしさんが寝静ねしずまったあと寝床ねどこからして祭壇さいだんのあった場所ばしょていました
 くらなかこわされた祭壇さいだんらばり、らかされたもののごみがそのままのこっています
 そのなか生首なまくびがありました
 こわれた祭壇さいだんいたっていますが、そのいたもぼろぼろになっています
「ふむふむ」
 僧侶そうりょ生首なまくび近付ちかづきますが、べつ生首なまくびひかったりしませんし、そらんだりもしません
「ええと」
 僧侶そうりょつぶやきながら鳥居とりい場所ばしょって生首なまくびたり、色々いろいろ場所ばしょからてみます
 いくらやっても、生首なまくびひかことすらありませんでした
「なるほど」
 そして、僧侶そうりょ寝床ねどこまでもどってねむりました