ゴム印屋

 色々情報ありがとうございます
 良さそうな場所探してみます、近所のハンコ屋探しも含めて


 それはそうと、ここのところ毎晩のように電車の音みたいな「プァン」って感じの音が聞こえてきます
 うまく言語化できない
 一体なんの音なんだろう、あれ
 夜の11時半とかだし

拍手レス

>ちょっww晒してるwwwヒドスwwwwわざわざ拍手で表に出ないように書いた意味無いすwww。
 おちり人形の件ですね
 すいません、ついカッとなって


>(人狼まとめの件で)ご存じなかったならこちらのURLからどうぞ http://wolfbbs.jp/
 かなり抜粋しましたが、ここ見てます
 プレイしてないのに戦略だけは学んでおります
 まるで素人童貞みたいだな!(最悪)


>はんこ屋さんが近所にあるのなら(デパートとかでもいいけれど)、そこで頼むのも有りかも。そっちなら2、3日で出来るし。値段もそんな変わらないかも……多分。地域格差があったばあいは(´・ω・`)
 今日、幹線道路沿いにはんこ屋があるのを見かけました
 とりあえず色々調べてみます

Δ1さんの長門さんスイッチがメロンブックに入荷するらしい

 北海道に入荷するかなあ……
 来週あたり見に行きます


 ついでにΔ1さんとよりみちさんの、以前紹介した絵描きバトルの続編
Δ1さん『メイド長門に抱きついたらウホ泉』
よりみちさん『古泉がキャストオフ』
Δ1さん『キャストオフ説明』

こいどろぼう2



「わあ、やつがきたー」
「にげろにげろー」
「ひゃー、こわいよー」
 かれがとおると、こどもたちはくものこをちらすようににげだします
 それにたいしておとなはふつうにしているのですが、それはどことなくよそよそしいめつきでみています
 でも、かれはそんなことをきにしません
 というより、きづかないのでしょう
 とにかく、そんなかりそめのへいわがまちにはびこっています
 でも、それがくずれるひがやってきました

今日の長門有希SS

「あーもう、どうして取れないのよ!」
 無情に落ちる景品を見ながら、ハルヒが絶叫。今にも暴れ出しそうな様子だ。
 頼むから機械は壊さないでくれよ、このゲームセンターに出入り禁止になる。
キョン!」
 と、ハルヒは景品をにらみ付けたまま俺に手を出す。
 なんだこれは、握手でもしようってのか?
「小銭! もう百円玉が無くなっちゃったから!」
 だったら両替でもしてくればいいじゃないか。
「あと一回で取れそうな気がするのよ。それに、今ここで他の場所に行ったら、誰かに横取りされるかも知れないでしょ」
 やれやれ。
 一枚だけだぞ。
 と、俺は財布から取りだした百円玉をハルヒに渡してその場から去る。
 しばらくして、ハルヒのいたあたりから「もうっ!」と怒声が聞こえてきたが、俺は聞こえないふりをする事にする。捕まると厄介だしな。
 さて、今日はSOS団でゲームセンターに来ている。週末に行われる大して不思議を探す気のないパトロールが無事に何の収穫も無しに終わった後、解散する直前にハルヒが新装開店したこの店を見つけたのが原因だ。
 何の変哲もない大きなゲームセンター。ハルヒが「今まで来てないって事は、少なくとも今まで行った場所より可能性が高いわけじゃない?」とか言ったため、パトロールは延長戦と相成ったわけである。
 そんなハルヒは先に述べたようにクレーンゲームに夢中であり、頼りないアームが人形を引っかけたり引っかけなかったりで一喜一憂。いや、まだ取れていなくて喜んじゃいないから憂鬱続きだったな。
キョン、どこ行ったのよ!?」
 パトロールが終わってからも金を払わされるのはごめんである。ハルヒに見つからないようにしなければな。
 いや、パトロールで金を払わされるのも、納得しているわけではないのだが。


 ともかく、ハルヒに見つからないようにクレーンゲームのコーナーから離れて店内をぶらつく事にする。
 しばらく歩いていて、朝比奈さんが落ちモノのパズルゲームをやっているのを見つけた。カラフルなグミみたいなやつがいくつか集まると弾けて消える有名なゲームで、消えたやつがどうなるかを考えると少々グロテスクな考えに至るので考えない方が良いだろう。
「あ、キョンくん」
 横に行くと、朝比奈さんが振り返ってニコリと笑う。
 いや、笑ってますけど大変な状況ですよ。もう、死にかけじゃないですか。
「え? そうですか?」
 上の方まで積み上がり、誰が見てもあと数秒でゲームオーバーだと思うだろう。朝比奈さんはルールをわかっているのだろうか?
「えい」
 と、朝比奈さんがなんとか一カ所を消し――って、え!?
 今まで積み上がっていたやつが、上の方から下の方へと連鎖して消えていく。画面にぎっしり貯まっていたものが、五つほどを残してすっかり無くなってしまった。
 その直後、相手の陣地に固そうなやつが大量に降ってゲーム終了。結果的には圧勝。
「ふふっ、勝っちゃいました」
 どうやら朝比奈さんはかなりこのゲームが得意だったらしい。
「もしかして、このゲームって朝比奈さんの時代にもあるんですか?」
 朝比奈さんは、ニコリと笑って、
禁則事項です」
 続いているとしたら、何作目くらいなんだろうな。


「やあ、どうも」
 古泉は他人の麻雀ゲームを観戦していた。
「あの人、なかなか上手いんですよ」
 古泉は心底感心しているような口振りで言った。
 麻雀ゲームと言っても、ここのところ流行っているネット対戦型ではなく、店の片隅にある脱衣麻雀コーナーである。お前はどこの小中学生かと言いたい。
「ほら、見てください。三色揃ってますよ」
 脱衣麻雀なんて、勝てば一枚脱ぐんだから手なんてどうでもいいんじゃないのか。
「相手の点数を無くすと、一気に脱いでくれてボーナスの映像も見られるんですよ」
 やたら詳しいな。
 しばらく並んで古泉とその勝負を見ていたが、コンピューターの反則的な役満により勝負はあっさりと終了。あまりの理不尽な結末に、それまでプレイしていた人は立ち去ってしまった。
「あそこまで脱がしてもったいない……」
 と、古泉は財布を取りだして、勝手に先ほどの男の意志を引き継ぐことにしたらしい。
 まあこれ以上付き合ってもどうしようもないので、俺はその場を去る事にした。


 さて、長門はどこにいるのだろう。
 長門がいそうなコーナーは……駄目だ、今まで二人でゲームセンターに来た事がないから見当が付かない。闇雲に探してみる事にしよう、ハルヒに見つからない程度に。
 しばらく探し、ここはないだろうと思っていたコーナーで長門を見つける。
「……」
 説明を見ていた長門が俺に気付いてこちらを見た。
 そういや長門、これやったこと無いよな?
「ない」
 そもそもこういう店に来たこと自体が無いのだから、当然と言えるだろう。
「じゃあ、やってみるか」
 コインを数枚入れて、長門をボックスに引っ張り込む。
「なんか希望のフレームとかあるか?」
「あなたに任せる」
 まあ、シンプルな奴でいいよな。
「えーとな、カメラはこのあたりだから、自分の顔を見てると視線が変になるから注意しろよ」
「……」
 画面の中の長門がコクリと頷く。目をそらしているように見えていた長門だが、ちゃんとカメラの方に目を向けた。
 やっぱりこういう時、肩を組んだりするもんなんだろうか。たまにキスをして写ったりしているのがあるが、そういうのはあまりにも――
「なっ!?」
 頬にやわらかいものが触れる。画面の中の長門は、俺の頬に唇を寄せていて、
 カシャ!
 シャッター音が聞こえた。連続して撮影されているが、そんな事がどうでもよくなるほど俺は動揺していた。
 長門がこんなところで、キスをしてくるなんて。まさか、俺の考えが読まれたのか?
「外に貼ってあったのは、こういう写真が多かったから」
 どうやら長門は、そう言うものだって思ってしまったらしい。
 いや、嫌じゃないけど、びっくりした。
 そして、印刷候補の俺はどれもアホ面をしている。対する長門の横顔は本当に綺麗で、まるで映画のワンシーンを切り取ったようだ。
「どれがいい?」
 いや、お前が選んでくれ。俺の方はどれも恥ずかしい写真ばかりだからどれを選んでも大差ない。
「そう」
 というと、長門は俺が一番驚いている顔を選んで、プリントアウトのボタンを押した。