過去ログはこっちにまとまってるから、そちらを見ると便利ですよ
「ふぅぅー」
凌辱が終わった後、男は入口の所で壁に寄り掛かってすぐに眠りました
仕方なく、もう一人は見張りを続けています
お朱鷺は横になったままずっと何かを呟いておりますが、何を言っているのかよくわかりません
気になったので近くに行ってみますが、その意味はよくわかりません
多分、壊れてしまったのでしょう
なんだか疲れてしまい、男は目を閉じました
ぎ……
ぎぎぎ…………
ぎぎぎぎぎ………………
ぎぎぎぎぎぎぎ……………………
妙な音がして、男は目を開けました
すると、お朱鷺の上にもやもやした何かが見えます
「うわぁ」
男が悲鳴を開げると、凌辱男も目を覚まします
「何だぁ、うるせぇなぁ……」
凌辱男もそちらを見て、ぽっかりと口を開けます
「何だこりゃぁ」
立ち上がり、凌辱男はそのもやもやした物に近付いて行きます
次の瞬間――
ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぃぃ……………………………………
金属が擦れる様な変な音を立てながら、そのもやもやした物が動き始めます
「うわぁ」
凌辱男はあっという間にそれに包まれてしまいます
「うわぁっ、何だこりゃぁっ」
凌辱男がもやもやの中で暴れますが、もやもやは男を包んだままです
やがて、もやもやはそのまま色が薄れて消えていきました
「大丈夫ですか」
声をかけますが、凌辱男は立ち尽くしたままです
気になって体を揺すると、凌辱男は口から涎をだらだらと流して男の方を見ました
「がぁぁっ、腹減ったぁっ」
突然、凌辱男が噛み付いて来ました
「うわぁ」
男は驚いて飛び退きます
「食わせろぉ」
凌辱男が包丁を持って襲いかかって来ました
たまらず、男は逃げ出します
「食わせろぉ、食わせろぉ」
凌辱男は血走った目で追いかけてきます
「何だこれはぁ」
逃げながら、男は原因を考えます
あのもやもやが怪しいのですが、詳しい事はわかりません
山道を逃げていると、先程のもやもやが空に浮いているのが見えました
飛んで来る方向を見ると、どうやら村の中心から来ているように見えます
男は原因を探る為に村の中心に向かいました
すると――
「何だこれはぁっ」