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凌辱が一段落した時、お朱鷺が突然抑えられていた腕を前方に振りました
「うわぁ」
抑えていた男はその勢いでもう一人の男に投げ飛ばされます
しかし、男は飛んできた男をかわしました
「ぐぅ」
投げられた男は、地面に頭を打ちつけてぐったりしました
「ふっ」
小さく息を吐くと、お朱鷺は後ろ手に縛られていた縄を引き千切りました
後ろに飛び、先程まで凌辱していた男と間合いを取ります
「てめぇ」
男が飛びかかります
次の瞬間、男は天地が逆転する様な不思議な感覚になり、気付くと背中から地面に思い切り叩き付けられていました
お朱鷺は男から手を放して洞穴から逃げ出そうとしますが、その手を男が引っ張りました
お朱鷺はバランスを崩し、男の方に顔を向けます
次の瞬間――
しゅぱっ
熱い様な、冷たい様な何かがお朱鷺の顔を駆け抜けました
そして、視界が真っ赤に染まって行きます
「このやろぉ」
見ると、凌辱男が片手に包丁を持っていました
包丁の先から血がぽたぽたと垂れているのが見えますが、次第に見えなくなっていきます
お朱鷺は、自分の眼球が真横に切られてしまったのだとわかりました
「うぁぁ……」
目を押さえて、お朱鷺が糸の切れた人形の様にへたり込みます
お朱鷺は暗闇の中にいて、もう自分には視力が戻らないのだとわかります
お朱鷺はそのまま、動かなくなりました
「手こずらせやがって……」
男は近付いて来ると、お朱鷺を押し倒してまた凌辱を始めました