続・むらびととじぬしさん 27

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「お、おまえは!」
 覆面ふくめんしたかおて、自警団じけいだんあいだ衝撃しょうげきはしります
「…………」
 その人物じんぶつ無言むごんでそっぽをいています
「どうして……」
 自警団じけいだん一人ひとりしぼすようにつぶやきました
「お朱鷺とき……」
 そうです、その人物じんぶつむらおとこたちのあこがれているお朱鷺ときだったのです
 お朱鷺ときうつくしくしずかな少女しょうじょで、こんなことをするとはとてもおもえません
 げんに、自警団じけいだんなかには姿すがたてさえしんじられないものもいます
「まあまあ、理由りゆう明日あすにでもくとしましょう」
 僧侶そうりょしずかにいます
今日きょうはどこか、めておける場所ばしょはありませんか」
 僧侶そうりょ言葉ことばに、自警団じけいだんかんがえをめぐらせます
「あ、あそこだ!」
 自警団じけいだん一人ひとりさけびました
 そして、かれいてみんなであるはじめました