2006-10-24 続・むらびととじぬしさん 22 絵本 過去ログはこっちにまとまってるから、そちらを見ると便利ですよ 「やっぱりあの生首(なまくび)は悪魔(あくま)の生首(なまくび)です」「えぇー」「やっぱりー」「このままだと、村(むら)は祟(たた)りで滅(ほろ)びるでしょう」「えぇー」 僧侶(そうりょ)の言葉(ことば)に、村人(むらびと)たちはどよめきます「どうすれば良(い)いんですかー」「助(たす)けてー」「怖(こわ)いよー」 村人(むらびと)たちは半狂乱(はんきょうらん)になりますが、僧侶(そうりょ)は落(お)ち着(つ)いています「大丈夫(だいじょうぶ)ですから、安心(あんしん)してください」 村人(むらびと)たちは一斉(いっせい)に僧侶(そうりょ)を見(み)ます「私(わたし)が今晩(こんばん)、悪魔(あくま)をやっつけます」「それで、我々(われわれ)はどうすれば良(い)いんですか」 神主(かんぬし)さんが訊(たず)ねると、僧侶(そうりょ)は少(すこ)し考(かんが)えました「危険(きけん)なので皆(みな)さんは家(いえ)の中(なか)でじっとしていて下(くだ)さい」「わかりましたー」 こうして、僧侶(そうりょ)は悪魔(あくま)を退治(たいじ)する事(こと)になりました