2006-10-22 続・むらびととじぬしさん 21 絵本 過去ログはこっちにまとまってるから、そちらを見ると便利ですよ 朝(あさ)になって、僧侶(そうりょ)は柱(はしら)を調(しら)べる事(こと)にしました 既(すで)に死体(したい)は片付(かたづ)けられていますが、柱(はしら)にはまだ縄(なわ)が残(のこ)っています 僧侶(そうりょ)は柱(はしら)に触(さわ)ったり、眺(なが)めたりして調(しら)べています「ふむふむ」 僧侶(そうりょ)は何(なに)やら納得(なっとく)しているようです 不思議(ふしぎ)そうに見(み)ている神主(かんぬし)さんに僧侶(そうりょ)が振(ふ)り返(かえ)りました「これから、村人(むらびと)を集(あつ)めてもらえますか」「わかりました」 神主(かんぬし)さんの呼(よ)び掛(か)けによって、神社(じんじゃ)に村人(むらびと)たちが集(あつ)まります「では、祟(たた)りをなんとかする方法(ほうほう)を話(はな)しましょう」 全員(ぜんいん)揃(そろ)った時(とき)、僧侶(そうりょ)が口(くち)を開(ひら)きました