2006-09-28 むらびととじぬしさん 9 絵本 不作(ふさく)で頭(あたま)を悩(なや)ませていた地主(じぬし)さんは、ストレス(すとれす)と空腹(くうふく)で寝付(ねつ)けずにいました 後(あと)で困(こま)った村人(むらびと)にお米(こめ)を分(わ)け与(あた)える事(こと)ができるように、お米(こめ)に殆(ほとん)ど手(て)を付(つ)けていないのです すると、外(そと)から何(なに)か物音(ものおと)が聞(き)こえて来(き)ます「何(なん)だろう」 地主(じぬし)さんが雨戸(あまど)を開(あ)けると、信(しん)じられない光景(こうけい)が展開(てんかい)されていました 「じーぬしーをこーろせー」「じーぬしーをこーろせー」「あーくまーをこーろせー」「あーくまーをこーろせー」 なんと、村人(むらびと)たちが鍬(くわ)や鎌(かま)を持(も)って押(お)し寄(よ)せて来(き)ていたのです