なんでこんなの保存したんだろっていう画像(イミフwwwうはwwwwおkwwww)


 ふとマイピクチャみたらライオンちゃんの中の人が見えてる写真があった
 あとFaith/stay knightのパッケージ画像とか
 なんで保存したんだろう

Google Earthで世界の名所めぐり(日刊良スレガイド)

 以前、googleマップで小一時間かけて自由の女神を捜したことがあるのですが、こんな便利になってしまうと止まらなくなってしまう
 そんなわけで敢えて触らないことにしよう


 いや、インストールするだけなら大丈夫だよね……

うろ覚えの人がハルヒ漫画描いてた

 これは下手をするとトラウマになる気がする
 ところで実際、キョンハルヒを押し倒したらどうなるんだろうか
 某弓塚さつきの人が殴ってキスからやり直させるとか言ってたけど、個人的にはメソメソ泣くのもありかなぁなんて思います
 でもやっぱり「とりあえずちゃんと告白しなさい」とか言って、キョンが告白してから「よしっ!」とか言って許しそうな気がしますよね

ハルヒのSSとか

嗚呼、哀しきサイケな日々
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 どちらも長門キョンがもうなんというかステキなサイト
 自分みたいにひねくれた話(アンデルセンとか)はないので素直に長門の良さを満喫できます
 WEB拍手先に小説があったりすることもあるので手が抜けない


鶴屋さん、つ、ツアーッ! ツアーッ!
 なんか、こっちは何ら口に出していないのにエスパーで感じ取ったらしく日記に鶴屋さんSSを書いてました
 鶴屋さんは口調が非常に難しいのですが、自分に比べて相当鶴屋さんの描き方をわかっていらっしゃる
 さすが矢車の中の人と知り合いという事も発覚しただらよの貴公子
 そう言えば自分も近いうちに鶴屋さんを書きたいものですがいつになることか
 多分明日になります

今日の長門有希SS

 休日の街を朝比奈さんと一緒に歩く。学校中の男子生徒共が知ったら羨ましがるだろうね。下手すると命がないかも知れない。
「いやあ、今日は本当にいい天気ですね」
 しかし、そこには余計なおまけもくっついていた。いつも通りのニヤけた笑みを崩さないのは、もちろん古泉だった。
 毎週恒例のSOS団パトロール。今日は多少のイレギュラーがあったものの、いつも通りの行事だ。
 俺と朝比奈さんと古泉のグループと、残りのメンバーに別れてしばらくぶらぶらと歩いていた。
 突然、ポケットの携帯が騒ぎ出した。集合の時間にはまだ早いはずだ。
 ディスプレイを見ると、相手はハルヒだった。
「緊急招集よ……」
 電話を耳に当てると、押し殺したようなハルヒの声が聞こえる。苦しげに聞こえるのは気のせいだろうか。
「どうした、ハルヒ
「いいから5分で戻ってきなさい!」
 とだけ言って切れた。
 どう頑張っても、ここから5分は無理だろう。
「何かあったんでしょうか」
 古泉の顔からいつものニヤけた笑みが消えた。こいつがこんな顔をしているって事は、異常な事態が起きたのかも知れない。
「あぁ、うぁあ……」
 ショックのあまり、朝比奈さんは人語を話せなくなっている。いわゆる曖昧な状態だ。まあ失神しなかっただけいいとしよう。
「とりあえず戻るぞ」
 そんなわけで、俺たちはいつもの駅前にダッシュで向かった。
 駅前に戻るとハルヒが仁王立ちをして待ちかまえてきた。とりあえず無事らしいのでほっとする。
「遅い!」
 これでも全力疾走して来たんだぜ、無理を言うなよ。
「一体、どうなさったんですか?」
「どうもこうもないわよ!」


 ハルヒがそれから数分間わめき散らした事を要約すると、俺が連れてきた妹が「有希ちゃん有希ちゃん」と長門にばかり懐いており、自分がのけものになっているのが気にくわないとの事だ。そんな事で呼びつけるなと言いたい。
 別に知らなくても全く問題はないのだが、妹を連れてきた経緯については以前に述べたことがあるので、興味のある方は各自そちらを参照して頂きたい。
 ちなみに渦中の妹はと言うと、ハルヒが長々と演説している間、ベンチに座ってずっと長門とじゃんけんをしたりおしゃべりをしていた。ああ、確かに楽しそうだな妹よ。でも、ちょっとでいいから空気を読んでくれるとお兄ちゃんは嬉しいぞ。


「で、結局お前はどうしたいんだ」
「勝負よ!」
 ビシッと長門を指差す。
キョンの――っと、今の無し! そうじゃなくて、えっと……」
 ハルヒは大きく深呼吸をする。
 そして宣言した。
キョンの妹さんのハートを誰ががっちりキャッチできるか勝負よ!」
 わざわざ言い直した意味ねえし。
「ちょっと早いけど今から昼食よ! で、それから各自一時間ずつ妹さんと二人で過ごして、最後に一番楽しかった人を妹さんに選んでもらうわ!」
 と言うと、ハルヒはスタスタといつもの喫茶店に向けて歩き出した。
 どうやら俺たちに拒否権はないらしい。まあ、いつもの事だが。
キョン、昼食もあんたのおごりだからね!」
 やれやれ……また財布が軽くなってしまう。
 どうでも良いが、不思議探しって本来の目的はどこ行ったんだろうね?


「クジは作ってあるわ」
 やたら早く飯をかっ込んだハルヒは、折り畳まれた4つの紙片を取り出した。
 ちなみに俺たちが合流してからそんな物を作っていた形跡はない。どうやら集合前に作っていたらしい。
 って、4つ?
「そうよ、SOS団で誰が一番かを決めるのよ。べっ、別に有希に勝ちたいとかそういうわけじゃないんだから!」
 ハルヒが聞いてもいない事をべらべらとしゃべる。なんか死ぬ前に全ての企みを暴露する悪役みたいだぞお前。
「あ、もちろんあんたは除外ね」
 まあそりゃそうだ。妹と一時間も一緒にさせられたら、間違いなく家に帰ってゴロゴロと時間を潰すだろうね。
「それじゃあ、一枚ずつ引いてちょうだい」
「わーい」
 お前は引くんじゃない、妹よ。


 クジの結果、長門、朝比奈さん、ハルヒ、古泉という順番になった。一番手の長門が妹と出ていって、俺たち四人が喫茶店に残る。
「……」
 ハルヒは無言で俺をにらみ付けている。
「いやいや、どこに行きましょうかねえ」
 古泉は相変わらずのニヤケ顔。
「あぅぅ……」
 まだ曖昧な状態の朝比奈さん。そろそろ戻った方がいいと思いますよ。
「なあ、ハルヒ……」
「ストップ! 公平性を期すため、あんたは余計なことをしゃべったら駄目よ!」
 俺の発言から妹の好みを知る可能性があるから、黙っていろとの事だった。これから四時間黙ってろってのか、何とかしてくれよ。
「わかったわ。一時間だけ我慢しなさい、あんたは終わった人とパトロールしてもらうわ。有希が戻ってきたら二人で――」
 そこで言葉を止め、ハルヒカリカリと親指の爪を噛み始めた。
 どうでもいいがハルヒ、なんか目つきがおかしいぞ。ハイライトはどこ行った。
「最初の一時間だけは二人でもいいわ……でも、それからは終わった人と合流だからね。二番手はあたしだから、その一時間後には合流よ」
 はいはい、勝手にしてくれ。
 って、二番手は朝比奈さんだった気がするのだが……
 曖昧な状態の朝比奈さんの手に握られたクジにはしっかり『參』と書かれていた。どうやら俺の勘違いだったらしい。


 長門と妹が帰ってきたところで、俺はここまでの時点の料金を精算し、長門と二人で街をぶらつく事になった。
「一時間後に合流だからね!」
 再び強調して俺を睨みつつ、ハルヒが妹を連れて街に消えていく。
 さて、これからどこで時間を潰したもんかね。二人きりになれたのはいいが、たった一時間じゃどこに行くにも中途半端すぎる。
「なあ長門、勝てそうか?」
「……」
 長門はしばらく俺の顔を黙って見つめる。
 妹と長門が帰ってきた時、俺は二人がまるで仲の良い姉妹のように見えた。個人的にはもちろん長門を応援したいところだが、誰が勝っても難しいところだ。
「他の人がどのようなプランを立てるかは未知。わたしの勝利は確実ではない」
 長門は「でも」と続ける。
「楽しんできたのは事実。わたしも楽しかった」
 妹にとっちゃそれが一番だな。兄として礼を言うぜ。
「兄として」
 じーっと俺の目を見つめる長門
「だけ?」
 ああもう、かわいいなぁコンチクショウ。
 思わず抱きしめそうになったところで電話の呼び出し音。時間はまだのはずだが、こんなエスパーみたいなタイミングで邪魔をするやつは他にいないだろう。
「ちゃんと不思議な物探してなさいよね! 四十二分後に合流だからね!」
 エスパーか、あいつは。


 頻繁にかかってくる電話のせいで俺たちはおちおち本屋にも行くことが出来ず、喫茶店の近くのベンチで適当に座って話していた。
 それから四十二分後に喫茶店に戻ってきたハルヒは曖昧な朝比奈さんに妹をバトンタッチすると、俺たちのいるベンチに直行。俺たちが一時間何をしていたのかと小一時間問いつめて来た。
 曖昧な朝比奈さんが古泉に妹をバトンタッチして俺たちと合流すると、ハルヒは俺たちが一時間何をしていたのかと小一時間問いつめてきた。
「終わりました」
 消化試合みたいな男が妹を連れて帰ってきた。さすがに四人に連れ回されて疲れてきたのだろうか、古泉に手を引かれる妹はグッタリしている。
「それでは、結果発表ですね。まずは一列に並んで下さい」
 古泉の司会進行により、妹の前にSOS団の女生徒三人が並ぶ。
「……」
 じーっと妹を見つめる長門。珍しく熱意のようなものが感じられる視線だ。
「とーぜん、あたしよね」
 ハルヒは無駄に自信満々だ。
「あうぅ……」
 まだ曖昧なんですか、朝比奈さん。
「それでは妹さん、一番楽しかった人を選んでください」
 しばらく逡巡した後、妹はバタバタと足音を立てて走り出した。
「……」
「……」
 ごくりと誰かの喉がなる。緊張の一瞬だ。
 そして、妹はその人物に抱きついた。
「嘘でしょっ!?」
 ハルヒの叫び。
「えぇ〜っ!」
 驚いて曖昧な状態を脱した朝比奈さん。よかったですね。
「……」
 無言で妹を見つめる長門
 妹にぶら下がられたまま、その人物はいつものニヤケた笑みを浮かべて頭をかいた。
「ははっ……すいません、みなさん」
 とんだダークホースもいたもんだ。完全に存在を忘れていたのに。
「一樹くんが楽しかった!」
 なんて言ってしがみついてやがる。どんなテクニックを使ったんだ古泉、お前ホストになれるんじゃないか?
 その光景にハルヒはしばらく呆然、そしてあまりの結果にどうでもよくなったのか、解散を宣言してトボトボと帰って行った。ハルヒが勝っても長門が勝っても禍根が残った事を考えると、もしかしたらこれが一番良かったのかも知れない。


 普段なら解散したら直接長門のところに行くのだが、今日は妹がいるので家に帰る事になった。しばらくは自力歩行していた妹だが、やがて動きが緩慢になったので背中におぶってやると、あっという間に眠ってしまった。
 やれやれ……誰とどんな事をしてきたかは、また今度聞くことにしよう。
 妹をおぶったまま家路を急いでいると、携帯の呼び出し音が鳴った。またハルヒかと思って携帯を取り出すが、ディスプレイには何も表示されておらず、それどころかそもそも音が鳴っていなかった。
 どういう事だ、これは?
 やがて、俺は背中に何か振動するものを感じた。もしやと思って妹のポケットを探ると、そこに真新しい携帯電話が入っていた。
 妹はまだ小学生という事で、我が家では携帯電話を持たせていない。もしかしたら間違って誰かの携帯を持ってきたのだろうか。
 ディスプレイには『一樹くん』とある。朝比奈さんの携帯だろうか?
 悪いとは思いつつ、所有者を確かめるため携帯を開く。アドレス帳を見ると――古泉の名前しか入っていなかった。
 どういう事だ、これ。
 やがて音が止まっている事に気がついた。どうやらだったメールらしい。
「……」
 まあ、古泉からのメールなら見ても問題ないだろう。そう思ってボタンを押すと――


『やあ、お疲れさまでした。今日のデートは楽しかったですね。僕と同じ機種のこの携帯を気に入ってくれると嬉しいです。もしこれの使い方がわからなければ、いつでも電話してください。あ、家に聞きに来ても良いですよ。というよりも、ぜひ来て下さい。美味しいケーキを用意して待ってます。たっぷり教えてあげますよ、色々と。そうそう、くれぐれも携帯をプレゼントした事はお兄さんやご家族には内緒ですからね』


 俺はその場でペキッと携帯をへし折り、二度とあの野郎と妹を二人きりにしないと心に決めた。