2006-10-05 続・むらびととじぬしさん 4 絵本 その時(とき)、例(れい)の生首(なまくび)が見(み)えました「うわあ」 なんと、霧(きり)の中(なか)に見(み)えた首(くび)は、目(め)が光(ひか)っていたのです「お助(たす)けー」 尻尾(しっぽ)を巻(ま)いて佐吉(さきち)は逃(に)げ出(だ)します「ひゃあ」 しかし、足(あし)が縺(もつ)れてその場(ば)に転(ころ)んでしまいます「うわーうわー」 そのまま佐吉(さきち)は神社(じんじゃ)の石段(いしだん)を転(ころ)げ落(お)ちて全身(ぜんしん)を強(つよ)く打(う)ちます「痛(いた)いよー痛(いた)いよー」 それでも、佐吉(さきち)は恐怖(きょうふ)で痛(いた)みを忘(わす)れ、なんとか家(いえ)まで逃(に)げ帰(かえ)る事(こと)ができました