喉痛

 もらった薬が痛み止めとうがい薬だけなんで、とりあえず痛みがなくなるまで気長に待ちます
 喉の左右(扁桃腺)に口内炎風の炎症があるんですがそれがなくなれば恐らく痛みも消えるわけですが
 昔から扁桃腺がやられやすい体質なので、今後のためにもすっぱりと切った方がいいんですかねえ

ニュース

【榊一郎先生・その2】新機軸を開いた『まかでみ・WAっしょい!』のシンクラヴィア(ゆうのお部屋)
 893との対談の第二弾


ぱくぱく名無しさんのレシピ大全
 先日のお菓子レシピに続いて色々参考になりそうなのがありました
 炊き込みご飯とか楽そうですねえ


牛丼〜吉野家風〜(クックパッド)
 このレシピとは全然違うけど牛丼作ってみたのでメモ
 ニンニクと生姜を入れると美味しかったです


渡辺文樹 - Wikipedia
 バリゾーゴンの監督はすごいなあ……


ライトノベル業界の2010年問題についてその1(kakami-045のエロゲとかラノベとか) 【まなめはうす経由】
 まあなんかが出てくるのでは


年越し派遣村はピクニックである(NOW HERE) 【Tentative Name.経由】
 コミケ関係でニュースとか見ていない間に胡散臭い話が色々と


京都府警がMSBPを殺人未遂容疑で逮捕。(ホツマツタヱ。) 【Tentative Name.経由】
 海外の事例じゃ聞いたことあるけど日本でもこれから増えるんだろうか


「言葉狩りより芸術性」放送禁止用語を堂々流すTOKYO MX(日刊サイゾー) 【かーずSP経由】
 放送禁止用語一覧とか見ると明らかに差別的意図とかなく使ってる言葉も含まれてるので、こういうのをうるさく言わないで欲しいもんです

CG系

Just the way you are(coco's bloblog)
 スイーツ化


冬コミ記念漫画公開(Skirthike)
 色々と酷いです


とらドラ!漫画 亜美に胸キュン でもないか(GUNP.JP)
 亜美ちゃんはアニメ化して人気が高まってますなあ


落書きマンガ・はにわ編(Campus Life)
 なんともかんとも


超電磁砲な日々3(kusukusu7)
 なんともかんとも


美琴ヒョウ柄(マヒルノソラ)
 美琴さんに色々着せたい

ハルヒ系

おみくじマンガ(サンクチュアリ)
 初詣行きたくなる


もしも長門のキャラがデフォルトで『消失』だったら…な漫画 その1(OVERALL QUARTER)
 これはこれで


古泉VSキョンバトル漫画。「虹」56ページ。(妄想界の住人は生きている。)
 どんどん不穏な方向に


コミケとか正月とか(カオティック乙女工房)
涼宮ハルヒの恐竜」すごいよかったです


うし長門(えりゅえりゅDAYS)
 ややチャイナ風


振袖キョン子(MaHoLa)
 一姫あたりに着付けされてそうな気がした

今日の長門有希SS

 人が「宇宙人」と聞いた時、思い浮かべるのは頭の大きい灰色の不気味な生命体であろう。グレイなどと呼ばれるそれは、宇宙人を特集した番組や映画の中で多く見られるものである。事実としてそういう宇宙人がいたからテレビなどでそのようなものとして表現されているのか、はたまたテレビなどのメディアが作り上げたイメージが定着したのか、卵が先か鶏が先かのような議論ではある。
 確かなことは、そのような気味の悪いものだけが宇宙人ではないということだ。
「どうかした?」
 視線に気が付いたのか、長門が本から顔を上げて首を傾げる。谷口によると「視線を感じる女は経験済み」だそうだが、長門の場合は性的な経験の有無に関わらず他人の視線を感知することができるだろう。
「なんでもない」
「そう」
 と、長門が読書に戻るところまで見てから俺は正面に向き直る。
 今現在、俺は対面に座る古泉と将棋の対局中ではある。しかしながら、その古泉が長考に入ってしまっているのでつい考え事をしてしまったわけだ。
 宇宙人。
 そう、長門有希は宇宙人である。正確には情報統合思念体とやらによって作られた、人間とコンタクトを取るためのインターフェースとかそんな感じだったが、まあ細かいことはどうでもいい。
 少なくとも頭や目が巨大でも体の色が灰色でもない。その辺にいる普通の女子生徒と何ら違いはない、ごく普通の女の子だ。長門の体を隅から隅まで知り尽くした俺にはそう断言することができる。
 ではなぜ改めて宇宙人なんてことを考えているのか。一手ごとに数分の時間がかかるこの退屈な対局に原因の一端があるのかも知れないが、後になって考えるとそれは恐らく虫の報せというやつだったのだろう。それからすぐ後に訪れる出来事の。
「みんな、いい物を手に入れたわよ!」
 満面の笑みを浮かべながら、叩き壊さんばかりの勢いでドアを開いたのは我らが団長様である。今までどこに行っていたのか知らないが、直前まで充満していた平穏な空気は一気に吹き飛ばされてしまった。
「何を手に入れたってんだ」
「これよ、これ!」
 ハルヒの言う「これ」とやらは、一本の古ぼけたビデオテープだ。ラベルも貼られていないのでこれと言われても中身がなんなのかわかるはずはない。
「で、それは何のテープなんだ?」
「察しが悪いわね。だからあんたはヒラ団員なのよ」
 わかるわけがないだろ。まあ、役職が欲しいわけではないからどうでもいいが。
「宇宙人の全てが映ってるわ」
 その単語に反応してか、長門が本を閉じて顔を上げる。上機嫌なハルヒはその反応に気が付いちゃいない。まあ、もちろんそれに長門と関係のある映像なんて映っていないだろう。
「UFO番組か何かか?」
「そんなんじゃないわよ。ここに映ってるのは、宇宙人の解剖よ!」
 長門がぴくりと体を震わせて、ゆっくりとこちらに顔を向ける。その目は「わたしも解剖される?」と言っているかのようだ。
「ふぇ、解剖ですかぁ!?」
 朝比奈さんは青ざめた顔で声を上げる。恐らくは、朝比奈さんの頭の中では長門が解剖される光景が展開されているのだろう。
「宇宙人を見つけたら一緒に遊ぶんじゃなかったのか。別に体の構造が知りたいわけじゃないだろ?」
「そりゃ、生け捕りにできたら遊ぶわよ。でも仕方ないじゃない、この宇宙人は見つかった時にはもう死んじゃってたらしいわ。その死を無駄にしないように解剖して体の構造を調べるのは悪いことじゃなくて、むしろ褒められるべきことなのよ!」
 長門の視線は「わたしも死んだら解剖される?」と言っているかのようだが、長門が俺やハルヒより先に命を落とすとはとても思えない。
「ちょっといいですか?」
 正面に座っていた古泉が控えめに手を上げる。
「どうした、まだ粘る気か?」
「いえ、将棋ではなくそのビデオテープのことです」
「これがどうかしたの?」
「はい。僕の記憶が正しければ、宇宙人解剖フィルムに関わった人物が作り物だと証言していたのですが」
 言われてみれば、そんな話を聞いたことがある気がするな。かつて「宇宙人を解剖した映像」として出回っていた有名な映像があってテレビで何度か放送されていたのだが、古泉の言うようにそれを「制作した」という者が現れた。それまで真贋を巡って様々な憶測が飛び交っていたが、それによって偽物ということで決着がついたはずだ。
「ああ、そのことなら知ってるわ」
 知ってるのかよ。それじゃあ、その中身は偽物ってことだよな。
「このビデオの映像はあれとは別物よ。確かにあれは偽物だったけど、こっちはきっと本物なのよ!」
 どこに根拠があるのかわからないが、ハルヒはそう断言する。
「さ、それじゃ見に行くわよ。さっさとここを出る準備して」
 こうなったハルヒを止められるやつはここにはいない。俺は溜息をついて、鞄に荷物をまとめた。