ドラゴンクエストダンジョンが出るぽい


 マジでっ!?
 以前紹介した事があると思いますが、これはとても面白いボードゲームでした
 個人的にはネット対応でデジタル化して欲しいなあと思うわけですが、やはりボードゲームのアナログっぷりは魅力
 でも、ネットで遠隔の相手と出来たらいいナ、と思わなくもないです

1995年河合塾模試の小論文にあった不気味なイラスト(イミフwwwうはwwwwおkwwww)

 こんな少ない情報からよく見つけたもんだ……
 2chって人が多いだけに、情報の集まり方が尋常じゃないですなあ

ねこうさプリンさん、鶴屋さんのでこちゅー漫画更新

 個人的には、下にある大人のおもちゃの刑がツボでした
 もちろん本編の良さは言うまでもないですが


 全然関係ないですが、リカちゃん人形だったかバービー人形だったかをコゥモーン(神代剣風に言うことで卑猥さ回避)に挿入して病院に担ぎ込まれた人があるという都市伝説を聞いた事がある気がしますが、誰か詳しい人がいたら解説お願いします

ループ・タイムが完結したらしい(2chエロパロ板SS保管庫 谷川流部分)

『ループ・タイム――涼宮ハルヒの憂鬱――』
『ループ・タイム――涼宮ハルヒの溜息――』
『ループ・タイム――涼宮ハルヒの消失――』
『ループ・タイム――涼宮ハルヒの陰謀――』
『ループ・タイム番外編――雪山症候群――』
『ループ・タイム番外編――エンドレス・エイト――』
 個人的には完結したと信じたくないのですが、昨日のコメント欄より抜粋


>時計屋 『いつも長門SS、素晴らしいです!
長門有希が可愛いったらないです、ホントに。
>あと、拙作『ループ・タイム』は、エンドレス・エイト編を最後に、番外編も含め完結しました。
>いつもご紹介頂き、ありがとうございました。
>コメント欄をお借りして、お礼申し上げます。では』


 や、やめないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
 最初は原作改変の一発ネタかと思ったループ・タイムですが、続きが続々出てきて、しかもそれが朝倉優遇だったりしてとても好きだったわけで
 恐らく時計屋さんの中で構想していたものが全部終わったのかと思われますが、なんというか、少々惜しい……
 他のシリーズも期待してますよー、と言ってみる

 てか、まさか作者さんが降臨するとは……

今日の長門有希SS

 頭が、痛い。
 うっすらと、目を開けると、視界に入ってきたのは満月。
 真っ暗な部屋を大きな窓から降り注ぐ月明かりだけが照らしていた。
 固い場所に寝ているせいで背中が痛い。体がぎしぎしと軋み、動くのも億劫だ。
 周囲には何か大きな塊が転がっている。マネキンのような、何か。
 頭が、はっきり、しない。
 カラ――カラ――
 乾いた何かが、固い床を引きずる音。
 チラリとそちらに目をやると、何か長い棒のようなものを持った誰かが、動いていた。
 カラ――カラ――
 金属を転がすような音。あれは……バットだ。
 そして、スカートがヒラヒラと動いている。見慣れた制服のスカート。
 上に視線を移す。
 肩までの髪。リボンのシルエット。
 ああ、あれはハルヒだ。ハルヒが、バットを持って、部屋をうろついているのだ。
「あら、キョン――」
 俺の気配に気付いたのか、ハルヒはこちらに顔を向ける。
 薄暗いせいで、その表情はわからない。
「まだ――きてたのね」
 何と言ったのだろうか。
 ハルヒがペタペタと近づいてくる。靴を履いていないようだ。
 ぴちゃり、と音が聞こえる。
 ハルヒの足が止まり、ふうとため息が聞こえてくる。
 月明かりに照らされた、その液体は赤く、
「もう、靴下が汚れちゃったわ」
 ぺたぺたと、赤い足跡を床に付けて、ハルヒがこちらに向かって来る。
「そっか――きてたんだ、あんた」
 そして、バットを、ゆっくりと持ち上げて――


 その日の朝は、別段代わり映えのしない朝だった。別に暑くも無ければ寒くもない、快晴ってわけじゃなければ曇りでもない。そんな普通の日。
 今日も同じような一日が始まり、何事もなく終わるんだろうなと漠然と思っていたが、そうはいかないのが俺達であり、そうさせてくれないのが入学以来ずっと俺の後ろの席をキープしている我らが団長様だ。
「今晩、暇でしょ?」
 一応は質問の形になっているが、俺が否定する事は想定していないのだろう。まあ確かに暇かと聞かれれば暇だ。
「有希の部屋でご飯食べるから」
 その言葉にいつぞやの悪夢がよみがえる。確かあの時は、ハルヒが唐突に長門の部屋で鍋をしたいとか言いだして、部屋に置いてある俺の荷物なんかを片付けるために大変だったんだ。
「そんな顔しなくてもいいわよ。有希には昨日ちゃんと連絡してあるから」
 なんだ、それなら安心だ。長門のことだから、昨日のうちに片付けてくれているだろう。
 てか、それならその時に俺にも連絡してくれればいいだろうに。もし俺がSOS団以外の誰か……例えば、谷口や国木田と約束があったらどうするつもりだったんだ?
「ふん、今までそんなの無かったくせに」
 ああそうだな。そして、そういう状況を生みだしているのはどこのどいつだろうな。
「あんたならこっちを選ぶでしょ?」
 少しだけ声のトーンが落ちる。チラリと顔を見ると、ハルヒの表情が少しだけ曇っていた。
 やれやれ。
「ま、そうだろうな」
 確かに高校に入って以来、SOS団に振り回されていて、それに慣れ始めているのは事実なのだ。それに、谷口や国木田ならドタキャンしてもちょっと呆れた顔をする程度で許してくれるだろうさ。
「そうよね。うん、あんたはこれからはSOS団の団員って事を肝に銘じて人生を送るのよ!」
 コロっと表情を変え、満面の笑みで俺の背中をバンバンと叩く。
 こいつは一生、SOS団を継続する気なんだろうか。


 放課後、部室に全員が集まるとすぐ買い出しに向かう事になった。
 ハルヒは「先に荷物を持っていくから」と部室にあったダンボールを抱え、長門を連れて先に現地入りする事になった。
 しかし、ダンボールからゲームの他に野球道具なんかがチラリと見えた。あいつはマンションの一室で何をする気なんだ?
 ともかく、買い出しは俺と朝比奈さん、そしておまけのニヤけ野郎が約一名。
「いやあ、こういう組み合わせってドリカムみたいですね」
 本家は一人逮捕されたけどな。
 長門のマンションから近い、いつものスーパーに到着。ハルヒに渡されたメモを頼りに買い出しをする。
 基本的にはまた鍋にでも使いそうな食材ばかりだ。それは全くかまわないのだが、タバスコなんかが紛れ込んでいるのが不安をそそる。あいつ、また何か妙な事をやらかす気じゃないだろうな。
 そして、レジを通る際に俺の財布から金が出るのはもはや必然なのだろう。後から金を回収するのは決まっていても、大金が出ていくのはやはりわびしいもんだ。
「じゃあ、行きますか」
 俺と古泉で重い袋を担当し、朝比奈さんには軽いのを持ってもらう。
 ずっしりと重い。ハルヒの奴め、買わせ過ぎだ。いくら長門が大食らいだからと言って、この量は少し多すぎないか?


 俺達が到着すると、既に長門の部屋は飾り付けられていた。折り紙で作った輪っかをつなぎ合わせて作った鎖がぶら下がっている。
「……」
 紙で作った薔薇のようなものを壁に貼り付けていた長門が振り返る。
 その頭にはカラフルな三角帽子がちょこんとのせられていた。
 これは一体どういうことだ。別に誰かの誕生日ってわけじゃないよな。
 ミッキー・マウス・クラブのお祝いか?!
「ほら、これ持って」
 と、奥から現れたハルヒが俺達に1つずつクラッカーを手渡していく。
「今からゲストを呼んでいるから、そいつが来たらみんなでこれをお見舞いしてやるのよ」
 ゲスト?
 質問する間もなく、玄関からガチャリと言う音。とんとんと足音が近づいて来て、ドアがゆっくりと開く。
 パン、と乾いた音が響き、少し遅れて火薬の匂い。
 率先してクラッカーを鳴らしたのは意外にも長門で、それにつられて俺も紐を引く。
「え、なに?」
 クラッカーの紙紐を頭から垂らし、そいつは目を丸くして俺達を見回していた。
「全く、あたしとしたことがすっかり忘れていたわ」
 ハルヒが一歩前に出て、宣言する。
「おかえりなさい、涼子。今日はあんたの歓迎会よ」


 みんなで鍋をつついていると、朝倉が少し拗ねたような顔で近づいてきた。
「もう、本当にびっくりしたんだから」
 そうだな、入ってきた時のお前の表情は忘れないさ。いつも涼しい顔をしているのに、あんなに目を丸くしているのは初めて見た。
「だって、ぜんぜん予想していなかったんだもの。涼宮さんはすごいわね」
 そうだな。お前が帰ってきてかなり経って、なんで今さら歓迎会をやるんだって話だ。そんな事、予想する奴の方がおかしい。
 ハルヒはその疑問に対して「思いついたから」の一言を返した。まあ、実際にその通りなのだろう。そういう奴だ。
「なあ、お前はいつから知ってたんだ?」
「昨日」
 箸を動かす速度をダウンさせる事無く、長門が俺の疑問に答える。
「ここを使って良いか許可を取られたから」
 以前は唐突に長門の部屋を使うとか言いだしたハルヒだったが、さすがに学習したという事か。
 しかし、知っていたなら教えてくれても良かったじゃないか。
「秘密にしていた方がびっくりするって言われた。サプライズパーティーだから」
 サプライズパーティーってのは、もてなす本人を驚かせるのが目的であり、参加者全員を驚かせるものではない。しかも、古泉は朝倉の事を知っていたようだが、朝比奈さんなんて誰なのかわからなくて戸惑っていたくらいだ。
「それじゃあ、そろそろヤミ鍋よ!」
 ハルヒは唐突に宣言すると、ケタケタと笑いながら鍋の中に何やら具を放り込んでいく。
 やれやれ、こいつは本当にこういうのが好きだな。
 しかし……ハルヒの顔が妙に紅潮しているように見える。別に暑いわけでも無いのだが……
「って、お前は何を飲んでいるんだ?」
「固いこと言うんじゃないわよキョン。未成年がお酒を飲んじゃいけない法律でもあるっていうの!?」
 あるんだよ。
 俺達が買った中には無かったから、どうやらハルヒは荷物の中に酒を紛れ込ませていたようだ。怒られるとでも思ったのだろうか。
「あれぇ? なんだかぽかぽかしますぅ」
 と、朝比奈さんがくたりとテーブルに突っ伏す。表情がだらしなく緩んで、焦点も合っていない。
 もしや、ハルヒの奴は他の飲み物にも酒を混ぜたのか?
「違う」
 長門は真っ直ぐに俺の顔を見て、
「わたしが混ぜた」
 何をやっているんだ、お前は……
 すると長門は真顔で、
「サプライズパーティー
 そんなサプライズはいらん。


 それから、多少の時間差はあったが、俺の頭にもアルコールが回ってしまった。
 それほど飲んでいないはずだが、食後にほろ酔い状態で行われたゲームが原因だ。バットに頭を付けて回転とか、酒を飲んだ時にするもんじゃないだろ。
 機嫌を損ねないようにか、古泉は妙に頑張って回転しており、そのままフラフラした足取りでトイレに直行していたのを良く覚えている。どうでも良いが、後で二人で掃除するのが大変だから汚して欲しくないもんだ。
 それからどうやら酔いつぶれて寝入ってしまったようで、気が付くと真っ暗になっていた。
 痛い頭を抱えながらキョロキョロと見回すと、みんな酔いつぶれて床に倒れていた。
 こりゃ明日が大変だなと思っていると――
「あら、キョン。まだ起きてたのね?」
 だいたいそんな感じの事を言った。頭がはっきりしていなくて、良く聞き取れなかったが。
 ハルヒはみんな寝ているというのに、一人で部屋を片付けているようだ。バットを引きずりながら持ってくると、俺の後ろに置いてあった箱の中にしまう。
「本当は、食後にみんなで野球でもやろうと思ったんだけどね」
 人数も少ないし、夕飯の後なんか暗すぎて出来るはずがないだろ。
「頑張れば出来るわよ」
 こいつはやると言ったら本当に実行してしまう。早い段階でハルヒが酔って良かったと、今になって少しだけ思った。
「ちょっと座っていい?」
 ああ、勝手にしろ。
 ハルヒは寝ている俺の横に腰掛け、何やらぼんやりと窓の外を見つめていた。
 窓の外には満月。
「いい月ね」
 お前の事だから、狼男を捜したいとか思ってるんじゃないのか?
「そんな事ないわよ。バカ」
 ハルヒは、少し楽しそうな声で言った。
 なんとなく、今日のハルヒは、いつもと少しだけ雰囲気が違った。
「そういや、なんで今さら朝倉の歓迎会なんだ?」
「忘れてたのよ。あたしとしたことが、ほんとにうっかりしてたわ。こんな楽しい事を見逃していたなんて……」
 その声は本当に悔しそうで、俺は少し楽しくなった。
 わかってるさ、こいつは本当は良い奴だって事を。今日の歓迎会だって、自分が楽しむって事より、みんなで楽しむって事に重点を置いていたような気がした。
 こいつは朝倉の事を気に入っている。SOS団で色々な事をする時も、朝倉を参加させようと思った事が無かったとは思わない。だから、そのために今日の歓迎会があったんだろう。
 今回のパーティは、顔見せの意味もあったんだろ? お互いのな。
「お前も色々考えてるんだな」
「何よ、気持ち悪いわね。褒めても何も出ないわよ。まだ酔ってんじゃないの?」
 ハルヒはふんと鼻を鳴らす。
「そうかも知れないな。酔ってるんだろう、きっと」
 だから、これは酒が言わせた事なのだろう。
「いつも楽しませてくれてありがとよ、ハルヒ
 ごろりと体を横にし、ハルヒに背を向けた。
 ハルヒのおかげで、俺達は楽しく過ごせているのは事実だ。二人だけで過ごすのも良いが、長門と俺には、たまにSOS団でハルヒが提案する無茶なイベントも必要なんだ。
「なっ――なによキョン、気持ち悪いわね。死ぬんじゃないの?」
 そんな言葉を背に受けながら、横になって目をつぶっていると、だんだん意識が薄れていくのを感じた。