(更新7/20 16:35)しゃば

 ようやく病院から戻ってきました
 まだ抜糸してないのでアレですが、一応動き回れるようにはなってます
 笑うと痛いので、昨日寝付けなくてなんとなくワンセグで見た江頭が面白すぎて困りました
 笑ってはいけないと思うと余計に笑ってしまう例
 そんなわけで、しばらくは面白いものを避けて生活しようと思います


 SSについては後日……

闘病記録

 一ヶ月前から発症し、特に入院していたこの一週間ほど色々な人にご心配かけたり自分が苦しかったしたわけで、せっかくだから入院した経験の無い人向けにどんな感じだったか記録をつけることにします
 まあ自分は手術が必要な病気といっても症状が軽く手術自体も簡単だったので、そこいらを念頭に読んでいただけるといいんじゃないかなと思います
 あ、文中「看護師」ではなく「看護婦」と書いてますがめんどくさいので普通に書いてるだけです
 ちょっと写真が多いので、画像についてはクリックして開くようにします(携帯での転送量対策)


サンクリ(6/17)前後
 そもそも症状が最初に出たのは6月の中頃
 サンクリ行き直前にへそからなんか膿が出るようになり、事前に病院に行く時間が無く「帰ったら病院に行こう」と思いつつ東京へ
 ティッシュなどで押さえたりしつつなんとか乗り切る
 17日あたりから少々痛み出す


・6/18(月)
 東京での疲れもあって起きたら夕方近くになっており、病院に行くのは19日にしようと決意する
 が、深夜になって急激にへそが痛くなり、当番病院に行くことになる
 30分ほど(親が)車を走らせて病院到着、ロビーでしばらく待っていると上の階から中年の医師がゆっくり歩いて診察室の中へ入り、それから呼ばれて診察室に
 医者は椅子に座ったままへそをチラ見して「とりあえず薬出すけど、昼間に別の病院に行って。清潔にした方がいいですよ(笑」な反応
 内心かなりご立腹ながらもロビーに戻った直後、先ほど医者の横にいた看護婦さんに呼ばれてへそを水らしきもので洗ってガーゼを貼ってもらう(この時点で医者は不在なので、不憫に思った看護婦さんが独断で処置した可能性あり)
 また「夜中だと検査などが出来ないから」と事情を説明される
 消毒した方がいいか聞くと「消毒しない方がよい」とのこと
 ともかく、その日は痛み止めを飲んでなんとか就寝
 後日、領収書を見るとチラ見して薬出しただけで7000円以上(保険適用前の金額)だったのを知り、件の医者に対する恨みが募る


 教訓としては、夜中病院にいくとまともな治療を受けられないので、なるべく日中にいくこと


・6/19(火)
 薬が2日分あったので様子を見ようと思っていたところ、ガーゼを外すと膿の他に黄色い塊(カスの固まったもの?)があったので速攻で近所の病院へ
 まともな医者に診てもらったところ「尿膜管遺残の可能性がある」と胎児の時にあった管が残っている人がごく稀にいると、図で説明される
 念のためにCTスキャンをとると、その稀な例だった事が発覚
 ともかく、残っていた尿膜管が化膿しているので手術が必要(取らないと再発するらしい)であり、7月末までには手術をした方がよいとのことなので、〆切などの兼ね合いがあって7/17日手術に決定
 術式は腹腔鏡手術という先端技術のため、あんまり切らなくて良いらしい
 恐らくゴッドハンド輝あたりの漫画で解説されていると思われるので、興味のある方はそちらを参考に


 ちなみにへそはマキロン的なもので消毒をしてガーゼを貼るようにとの指示をされ、それから入院まで毎日へそを洗ってはガーゼを貼り続ける日々が始まる
 ちなみに抗生物質と消毒で入院までに膿が止まると思いきや、量は減ったものの入院するまで膿が出続けていたとさ


・入院までの間
 手術のためにいくつか検査が必要であり、薬をもらう必要もあるので週一ほどで通院する間にいくつか検査を行う


1.採血
 肘の内側に針を刺し、小さな試験管みたいな容器数本分の血を抜く
 直後、吐き気がしたのを訴えると看護婦さんに抱えられて近くのベッドで寝かされる
 足を上にして寝転がっていると数分で回復、恐らく急性の貧血だったと思われる


2.血が止まるまでの時間をチェック
 耳に針を刺し、定期的に拭いていつ血が止まるかをストップウォッチで計られる
 3分半くらいで終了


3.膿から細菌を培養
 尿膜管にいる菌に効く抗生物質を調べるために必要とのことで、綿棒と試験管がセットになったような道具を使って膿を採取される
 が、既に抗生物質などで弱っているそうで培養しても菌が成長しなかったらしく、手術中に使う抗生物質を選ぶ決め手となったかは不明


 あとなんかやったかも知れないけど覚えてる範囲でやったのはそんな感じ


・7/13(金)
 入院初日
 手術が17日なので本当は前日で問題ないところ「16日(月)が祝日なので検査や事務手続き上の問題がある」との理由でこの日まで入院が前倒しに
 午前中に病院に行き、窓口で「内科の前で待て」と指示されて待っていると外科の方から呼ばれていつもの診察室へ
 ここで親を交えて手術手順の説明を受け、手術の承諾書にサイン
 ちなみに自分の症状は非常に稀なものでなので「腹腔鏡手術でこれを切るのは初めて。国内でも例は多くない」というような説明を受けてちょっと驚くものの、手術自体は簡単とのこと
 で、手術に必要な検査を追加で行う


1.膿培養
 再び綿棒的なもので膿を取られる


2.心電図
 胸数カ所に吸盤(低周波治療器みたいなやつ)を貼り付けられて10秒程度で終了


3.肺活量
 なんかホースみたいなやつを指示された通りに吸ったり吐いたり


4.レントゲン
 胸、腹あたり


 で、検査が終わると病室に向かう
 自分が入院するのは個室だけど、前の患者さんがまだ出てないとのことで大部屋に入って待つことになる
 病衣に着替えてベッドで横になっていると昼食が配られ、食べて再び休憩する
 本など読みつつ再びぼーっとしていると、個室が空いたので移動することになる
 ベッドが運ばれていく様子を見ながら、別室で看護婦さんから入院について色々と説明を受けたり、緊急時の連絡先やら今までの病歴や生活習慣なんかを話す
 それらが終わって個室に入った後、早速外出届を出して家に帰ることにする
 病院の規則で二泊までと決まっていたため、15日の夜に戻ることにしてようやく外へ
 ともかく、入院初日は滞在時間5時間程度でとんぼ返り
 疲れていたので9時前後に就寝し、すごく早寝早起きになる


・7/14(土)
 なんか独り言以外の何かの方が札幌に来訪するとのことで自分も参加する
 スープカレーサミットに行ったり、2時間ほど滞在した居酒屋でスクールデイズをメインとしたヤンデレ談義で1時間くらい語ったりする
 自分はテレビ放送分ではハッピーエンドで終わり、DVD特典として鮮血とかその手の鬱エンドをやって欲しいなと思っています
 理想としては「世界が誠の腹を刺す→言葉が世界の首を切る→言葉飛び降り」という3人全員死ぬエンド


・7/15(日)
 すごい修羅場で、夜7:50くらいまで作業して病院に戻る
 それまで夜型生活だったのがここ2・3日で急激に健康的になり、消灯時間の9時頃に眠くなって就寝


・7/16(月)
 手術前日
 早く寝すぎたせいで4時半くらいに起床
 超絶に暇なので、持ってきていた本を読んで時間を潰す


 ・朝食写真
 ごはん、ふりかけ、みそ汁(とろろ昆布)、白菜か何かのおひたし、野菜の詰まったがんも(と茹でた野菜)
 がんもに入っていたのはユリ根か何か珍しい歯ごたえの野菜やらインゲンとか
 肉はなかったはず


 ここの病院では食事が8時、12時、18時となっており、変化の少ない入院生活での大きな楽しみの一つになる
 ちなみに食事の30分くらい前にお茶か水を補充してくる人がまわってくるので、朝食前に温かいお茶(温めた麦茶かと思われる)をもらう


 10時過ぎくらいに看護婦さんがやってきて本日の予定などを説明される
 入院初日にもらっていた案内と少々違うので、そこらの説明
 ちなみに検査などは既に全て終わっているので、本日やることは患部近辺の毛を剃ってシャワーを浴びること(本来は入浴だけど、自分の場合はへそから膿が出てるので湯船には入らないことに)
 ともかく、股間にタオルをかけてへそ周辺から下半身の毛の上の方を剃られてから風呂へ
 ちなみに剃毛プレイの前にトリフローとかいう器具を渡されてた
 痰を出して肺炎を予防するらしいけど、結局これが役に立ったのかどうかは不明


 ともかく、そんなわけで必要なことが昼食前に全て終了
 風呂場から戻って部屋に行くとお茶が温かくなっていたので、古泉とは違うタイプの超能力者が温めてくれたらしい(もしくは補充の人が替えてくれた)


 ・昼食写真
 ごはん、鯖の味噌煮(と茹でたほうれん草)、茹でたナス、卵ともやしとほうれん草、牛乳
 鯖の横にあるほうれん草は味なし
 卵とかはごま油ぽい味がしたけど、油は使ってないような気がするので恐らく気のせい
 これまでの食事に肉や魚がなかったので野菜で全て補うのかと思いきや、魚がでてきて少々驚いた


 ・夕食写真
 ごはん、みそ汁(しじみ)、肉とタマネギをすき焼き風にしたもの、カボチャ、キュウリとワカメとシラスの酢の物
 自分は貝類が苦手で初日にそう告げていたものの、でてきてしまったのもは仕方ないのでしじみだけ全部残す


 夜の8時に下剤を飲んで就寝準備
 手術前日のため眠れない場合は睡眠薬が処方されるらしいけど、特にプレッシャーとかなく普通に9時過ぎに就寝


・7/17(火)
 手術当日
 起床後、どうも便がでないので本来予定から外されていた浣腸にて排出することになる
「10分ほど我慢してくださいね」とのこと


 無理です


 9時半くらいに看護婦さんがやってきて点滴開始
 この日からしばらく食事できないため、点滴で栄養補給などをすることになる
 ちなみに針が3日ほど刺しっ放しになるため、生活しやすい場所とのことで右手外側の手首から10センチくらい離れた場所に針を刺される


 ・点滴その1
 アクチット注は500mlある凶悪な点滴
 食事が出来ないので、その代わりのカロリー補充とかそんな効果があるらしい
 腕の向きや手の握り方によって落ちる早さが変わるので、落ちるまでの時間が4〜6時間程度とかなり幅がある
 慣れると点滴の速度をかなり操作できるようになるけど、こんな技術は人生において何の役にも立ちません
 ちなみに早いときは腕が冷たくなります


 ・点滴その2
 抗生物質追加
 こっちは量が少ないので比較的すぐ終了する


 ・点滴その3
 検査が必要なのでキャスターにひっかける
 ちなみに手術後、このキャスターは杖の代わりに大活躍することになるなんてこの時はまだ気付いていなかった
 あまりにありがたいのでキャス子と名付ける


 その後、胃の中に胃液が溜まるのを排出するために鼻から管を入れる
 正直これが一番苦しく、何度もえづきながら胃に入るまでに合計3度ほど小ゲロを吐いて(と言っても外には吐かずに口内で止める)ティッシュで処理してもらう
 看護婦さんって偉大だな、と思った
 ちなみに管が入っていても会話などは普通にできるものの、喉に違和感が常時あって非常に苦しい
 管が胃に到達しているか確認のため、キャス子と共にレントゲン室へ移動し、いかにも苦しそうに鼻から管を出す姿を外来の人々に驚かれながらもレントゲンで胃に入っている事が確認される
 ちなみにこの管は夜には外れる、とのこと


 これにてほぼ準備が終了し、トイレに行ってから左腕に麻酔の筋肉注射をする
 筋肉注射は刺す時はそれほどでもないけど、液が体内に入ると非常に痛く、しかも液を体内に行き渡らせるためかその部分を揉まれる(これも痛い)
 その後、全裸になり手術用の服とタオルケットを体の上からかぶせられて手術室へ
 運搬される最中、筋肉注射の影響で意識がなんとなくぼーっとしてきて、手術室に入った時点でかなり意識が混濁しつつも、いろんな人に挨拶されて「はあ」と生返事
 なんかレントゲン写真やらCTスキャンの写真が貼ってあったことだけ覚えてる
 それから更に麻酔をされたはずだけど、そのあたりは既に記憶なし


 なんか手術が終わったらしく、何やら色々声をかけられて「痛い」とか返事をしている
 遠くから声が聞こえているような感じ
 意識はかなり朦朧としており、目をあけているのかどうなのかも自分ではわからない


 次に気が付くと個室のベッドで寝ている全裸で上に服やタオルケットをかぶせたような状態
 とりあえず椅子に母親が座っているのだけは認識できる
 ちなみにこの時の状態は口に酸素を吸飲するための透明なカップ、胸に心電図の吸盤、左手の指に(恐らく)脈拍を計るための洗濯ばさみ風のもの、尿道カテーテル
 断片的にしか意識が無いので、このような状態だと認識したのはしばらく経ってから
 腹が非常に痛く、うわごとのように「痛い」とか言って痛み止めを打ってもらう
 このあたりから前後関係が曖昧なものの、覚えていることを色々と書いてみる


 ・口のカップが小さくてすぐ外れるので替えてもらう
 持ってきた看護婦さんがカップ尿道に入っている管の上に置き、ちんちんに激痛が走ったりする
 が、なんだかんだでカップが大きいものになって外れにくくなる


 ・カップがしっとりする
 なんかいつの間にか酸素から水蒸気に変更になっていたらしく、カップの中が湿って不快感があったので口の周りの水をティッシュでぬぐったりする


 ・左手が動かせない
 胸の心電図からのびる線と、指につけられた洗濯ばさみ的なもののため
 更に尿道の管もあるため、左手を動かせる範囲は非常に狭く、変な姿勢を強制的に取らされることになるので非常に苦しかった


 ・高熱が出る
 何やら38度まで上がったらしく、痛み止めを兼ねて座薬が入れられる
 看護婦さんって大変だなと思った二度目
 なんか実際手術後に高熱が出たりすると、よく漫画やゲームなどで深手を負った人が熱を出すのは普通なんだなと知る
 デッドラのブラッドとか


 ちなみにちゃんと管理された状態で腹をちょっと切られただけでも非常に痛いので、普通に刃物なんかで刺されると滅茶苦茶痛いんだろうなあと思った


 その晩は何度も血圧や熱を計られ、起きてるんだか寝てるんだかよくわからない状態で一晩を過ごす
 ちなみに尿道に入っている管にものがぶつかったり排尿するときに痛いのは、どうも固定が甘かったらしいことが抜くときにわかった(後の祭り)


・7/18(水)
 心電図やちんちんの管を抜かれるところで一日の始まり
 ちなみに尿道カテーテルを外すときは血が出ているんじゃないかと思うくらい痛い
 口のカップも外されて点滴の管以外全て外れた状態になり、自由の身になる
 が、やはり腹が痛いのでなかなか動けず、ベッドから離れた場所においてあったウィザードリィの秘密(AA)を看護婦さんにとってもらい、これを読みながらしばらく休憩する
 ちなみに貴重品の管理どころではないため母親に貴重品入れの鍵やら携帯などを持って帰ってもらっていたので、体が動かせない上にDSやら携帯などを使えず非常に退屈
 それからしばらくして、リモコンを使ってベッドの角度を変えて無理矢理体を起こす
 パラマウントベッドは偉大、マジで
 昼前に母親が来た時点でベッドに座っており、かなりの回復ぶりに驚いていた様子
 ともかく、ここらで携帯が使えるようになってコメント欄やらmixiやらで手術完了報告などをする


 10時くらいに回診
 術後の経過を確認されるため、ガーゼを剥がされる時に痛みが走る
 消毒されて再びガーゼを貼られる


 昼過ぎから夕方くらいにはパラマウントがなくても起きあがったり寝転がったり出来るようになり、自力でトイレに行くことが出来るようになる
 ちなみにカテーテルを抜かれた後の排尿時、空気が漏れてきた時はどこかおかしいんじゃないかと思ったけど、カテーテルの影響らしい


 ・夕食写真
 五分粥、みそ汁(具なし)、白菜のおひたし、シュウマイ、鶏肉を茹でたもの
 この時点でお粥しか出ないと思いこんでいたので、おかずがあって大喜び
 実に48時間ぶりの食事を満喫する
 ちなみにみそ汁に具が無いのは、前回しじみを残したので入れないでくれたのだと思われる(みそ汁自体にかすかにしじみの味がした気がした)
 お粥はあまりおいしくないながらも、やはり飯が食えるってことはそれだけで幸福なんだなと思う


 就寝前にその日の分の点滴が終了し、管に栓をした状態で手首に固定される


・7/19(木)
 例によって5時くらいに起床
 DSをやったり本を読みながらのんびりして時間を潰す
 この時点ではかなり楽に体が動かせるようになっている
 ただ、微熱は続いているのでのんびりしている


 ・朝食写真
 五分粥、梅干し、みそ汁(具なし)、ほうれん草のおひたし、大根とにんじんを煮たもの、牛乳
 今回は梅干しがあったのでお粥を食べるのが楽になる


 10時頃に回診があり、ガーゼを剥がされて消毒されてまたガーゼを貼られる
 この時点でかなり改善しているとのことで、当初の予定だと昼食は全粥だったところ、普通の米でも良いとの許可が出る


 ・昼食写真
 挽肉の入ったチャーハン、揚げたような白身魚のトマトソースがけ、茹でた野菜(にんじん・カボチャ・ほうれん草)


 米、参上!(モモタロス風)



  |   は    |         |  も  も   |   .| う
  .|   ふ   /   ,-::ミミミ::|  ぐ  ぐ   /   .| お
  \     / /-:::`:::::ヽ        /   | ォ
    `----'~~  /:::::::::/:::`-、__/    | ン
          /:::-//",u  ヾ:::::::::}     .|
          /ヾl-/、,-ー;-しヾ"::/ヾ::      .| 俺
            {-、  ---、 ,  ""ア`l::/      | は
            |'6'〉 ( '6` , u  ' /:/       | ま
            ヽ |u ,、  u`  , ' '/ヽ       | る
           ,.--}〈_,; / -   // / ̄`ー-、   | で
           /| ヽ `='(    // /     >、 .| 人
          / |゚  ヽ ` `  /   /     /  ヽ| 間
        .,-/、 |  ./ >----'    /     /   | 火
      ,--、ヽ_ |  .|/|ミ|`|ー>、  /| 、   /     | 力
     / \ヽ ヽ|   |ミ-'~/ヽ/ | l   /   __  | 発
    /    \ | |  〉ミ/~    ヽ  /  ,/'/   | 電
 _,-'~-ー、 _  `| |  |ミヽ      ヽ (  , /    | 所
/    `-、 _二--ヽ|  |ミミ|  ,`ー----- X-'~ ,--'~| だ


 いや、お粥も米なんですけど、やっぱり固い米はうまいと実感
 まともに飯が食えるだけで幸せだと知る
 あとここにきてデザートというのが非常にありがたい


 ・夕食写真
 ご飯、みそ汁(油揚げ)、豆腐揚げハンバーグ、ほうれん草とシメジと桜エビのおひたし、トマトとパプリカの酸っぱい何か、ショウガ入り大根おろし
 大根おろしは何にかければ……との疑問がわきあがり、更に食器を返すときに他の病室からそのような言葉が聞こえつつも、豆腐ハンバーグが薄味だったので一緒に食べる
 ちなみに高熱が出ていたせいか唇に巨大な口内炎が2つあるため、大根おろしが非常にしみる
 ちなみにこの日の夕食は6時を10分くらいすぎた時間に届き、焼き肉の時にご飯が出てこなかった井の頭五郎並にイライラしていた
 食事がなかなか出てこないだけであれほどやきもきするので、なんか色々と更新とか遅くて申し訳なくなる


 夜になって最後の点滴が終了し、手術前に刺された針をようやく外される
 ちなみに刺す時に見ていなかったからわからなかったけど、今回の針は金属ではなく白いゴムのような素材で曲がったりするらしい
 便利なものだ


 最後の夜
 翌日帰れるんだなと楽しみだったり、昼間ちょっと眠ってしまったせいで9時消灯の後もなかなか寝付けず、音楽プレイヤーでうたわれるものラジオを聞いたりDSでロックマンZx(借り物)をやったり本を読んだりして、1時頃に就寝


・7/20(金)
 寝たのは遅いのに例によって5時半くらいに起床
 6時頃に看護婦さんが回ってきて血液検査のため血を抜かれる
 それからDSやってのんびりする


 ・朝食写真
 ご飯、ひきわり納豆と長ネギ、みそ汁(油揚げと小さく切った豆腐)、切り干し大根(あとひじきとにんじんとインゲン)、牛乳
 病院最後の食事
 納豆はわりと好きな方なので問題なく食べる
 減塩醤油のため、ちょっと味が薄いのが難点


 退院予定時間の10時頃に親が迎えに来て、それから少し経って回診にやってきた医者が患部を確認
 ちなみにこの時は血などが出ていなかったのでガーゼ交換すらなし
 今後の抜糸の打ち合わせなどをして、退院完了


 とまあ、このような感じで一ヶ月ほどうだうだ書いていたへその病気について一段落つきました
 まだ抜糸などのために何度か病院に行かなきゃきゃならんのですが、これで9割方終わった感じです
 入院してみて思ったこととしては、よく言われるように退屈なわけですが、開き直ってゲームしたり本でも読んでいると以外と時間は過ぎていくものです
 自分の場合は個室だから電子機器についても寛容だったのだと思われます
 あと、上にも書いた気がするけどご飯が本当に楽しみになる
 入院していると刺激がほとんどないわけで、特に食べた後の食器を片づける以外ずっと個室に引きこもっていた自分としては、食事がやってくるのが本当に嬉しかった
 そんなわけで、退院前日の夜は10分遅れただけでそわそわしてドアのところに行ってみたり戻ったりを繰り返しました


 長々と入院した件について書いてみたわけですが、これで入院中に思ったことは全て出し尽くした気がします
 とりあえず、インターネット中毒になっているんだなと実感した今日この頃